入試が近づいてくると、いよいよ本番に向けて高校入試の過去問に取りかかることになります。
志望校に合格するためには、過去問を解くことが欠かせません。
過去問に取り組む目的は大きくわけて3つあります。
1.実戦形式に慣れるため
勉強の基本は、基礎をしっかりと固めることですが、入試本番で実力を発揮するためには実戦に慣れておく必要があります。
サッカーに例えるなら、ドリブルやパスは基本でありとても大切な練習ですが、
ドリブルやパスだけやっていても本番の試合で実力を発揮することはできません。
練習試合をして、実戦形式の中で実力を発揮する経験も大切です。
このことは受験においても同じ。本番で実力を発揮するためには、実戦形式での練習が必要です。これに最適なのが過去の試験問題を解くことなのです。
また、実際に過去問の解く際には、開始時間、試験時間、試験の時間割、試験当日と全く同じ条件で解いてみることもオススメです。
こうすることで、少しでも本番慣れすることができます。また、試験当日のリズムをつかむこともできます。
2.出題傾向を知るため
少なくとも過去5年分の試験問題を2回以上解きましょう。
過去5年分の試験問題を解くと「あれ?この問題パターンなんか見たことある!」とか「資料から読み取るタイプの問題が多いなぁ」といった、出題傾向が見えてきます。
出題傾向が分かれば、対策を取ることができます。
どの科目においても出題傾向はあるので、過去問を解いて出題傾向をつかみましょう。
3.自分の実力を知って対策をとるため
これが過去の入試問題を解く上で、もっとも大きな目的です。
実戦問題を解くことで「今、自分はどの程度の実力なのか?」がハッキリとわかります。
「時間配分が悪かった・・」
「ケアレスミスが多かった・・」
「OOの分野の問題が全然できなかった・・」
など、現時点での実力に応じて課題が浮かび上がってくると思います。
課題がハッキリしたら、解決するための対策を考えましょう。
「時間が足りなかったから、時間配分に気を付けよう」
「ケアレスミスが多かったから、途中式の書き方を工夫しよう」
「OOの分野が全然ダメだったから、もう一度基礎からやり直そう」
実戦練習で見つかった課題を本番までに解決することこそ、志望校に合格するための最後の仕上げになります。
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【過去問対策】三重県立高等学校入学者選抜学力検査問題と解答
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詳しい解説がついている過去問を書店やインターネットで購入することをおススメします。