三重大学医学部医学科のM講師から、”夏期講習を受ける意義”、”M講師が実際に夏にやっていた勉強法”について、アドバイスを頂きました!夏休みを有効に活用するために、参考にしてください!
1.夏期講習を受ける意義
夏期講習は一科目を短期間で集中して受けることができます。得意な科目を受けることで今以上の自信につながり、苦手な科目を受けることでどうしてできないかがわかり不安が払拭されます。夏で成績を上げて志望校に一歩近づけましょう!
2.高校1年生の夏休みにしていた勉強
高校に入ってすぐの夏休みは毎日夏休みの課題、部活に追われて必死でした。そのため、まずは計画を立てるということから始めました。「ここからここまでは、たぶん○○時間で終わる」などの目安を立て実行する。そしてその時間通りに実行する。しかし思ったように進めない。そういう時には、余裕を持って計画を立て実行する。このように計画がうまくいかないことを経験するのも受験勉強の準備になるのでやってみてください。
3.高校2年生の夏休みにやっていた勉強
文理分けが始まり、数学2Bが履修し終わり高校二年生の夏休みに入ります。ここでは主要科目である英語、数学について書いていきたいと思います。
英語:苦手意識が強かった科目であったため簡単なところから勉強を始めました。つまるところは英単語です。英単語をとりあえず一章だけでも終わらせるようにしました。ここからすぐに成績が上がることはありませんでしたが、長い目で見ればよい学習でした。
数学:夏休み明けから数3に入るので予習を少しやってみましたがあまりうまくできませんでした。原因は、復習不足です。すぐに切り替え三角関数・数列・ベクトルを一からやり始めました。予習は一人でやるのは難しいと感じている方はまず今までやったところを復習してみるのはどうでしょうか?
4.高校3年生の夏休みにやっていた勉強
受験本番最後の夏休みです。基本的な勉強の仕方は、仕上がっていると感じる教科はとにかく演習!わからなかったら基礎に戻って、理解する!これを徹底することです。
演習は過去問や、志望校よりも少し上ぐらいのレベル問題集を解くことです。また英語では、長文や英作文も演習に入ります。英語や数学は演習に手を伸ばしていいと思います。
一方理科は夏休みの間は基礎を重視してください。しかしここでいう基礎はカンタンな問題を解くことではないです。基礎とはなぜこの反応が起きるのか、この式はどういう意味なのかなど根幹的な理解を問うことです。特に物理では大切ですが、思っているよりも難しいです。ですがこれは共通テストだけでなく二次試験対策にもつながります。古典に関してもほぼ同様です。古典文法や句法をきっちり押さえてから隙間時間で習得していきましょう。社会もある程度時間を取ってみるといいと思います。以下に使ってよかった参考書を書いておきますので参考にしてください。
英語:システム英単語、ハイパートレーニング2
数学:理系良問のプラチカ(1A2B)(文系よりも易しい)、やさしい理系数学(難しい)
物理:漆原のおもしろいほどわかる本、重要問題集
化学:基礎問題精講、標準問題精講
合格メソッドWITH 津駅前校・四日市駅前校では、夏期講習を実施します。
・日程:2021年7月20日(火)~8月22日(日) 13:00~22:00
・1対1の形式で、生徒一人ひとりに合わせたオリジナルの授業を実施。
※生徒の要望を反映し弱点克服に向けて、講師がオリジナルのカリキュラムを作成します。
・1日3時間のマンツーマン指導(教科は1日1教科に限ります)。
・コース:33,000円(3日間) / 55,000円(5日間) (いずれも税込)
※教材費:授業内容に応じた使用教材の実費となります。
詳しくは塾長まで問い合わせください。