医学部を志望しているけど勉強のしかたがわからない高校生も多いのではないでしょうか。
今回は、三重大学医学部の合格メソッドWITH講師が受験生だった頃の勉強方法を紹介します。
夏休みから受験本番までの様子や使っていた参考書に解説します。受験生だけでなく、医学部受験を検討している高校1・2年生の皆さんもぜひ参考にしてみてください。
見出し
夏休みの勉強
7月 179時間 8月 246時間
三重大医学部は国語、数学、英語を200点を100点に圧縮、理科社会はそのまま なので基本的に夏休みは理科と社会ばっかりやってた印象があります。
国語
現代文は得意だったので放置。古文が大の苦手で本当にどうしようもなかったので、
隙間時間にマドンナ古文単語と精選古文単語300plusという単語帳で古文単語を頭につめこみました。
加えて、古文上達基礎編という問題集を一日一個ずつ進めて夏休みに一冊終わらせました。
漢文は6月くらいに買った漢文早覚え即答法をひたすら復習。手を動かさずに読めばいいだけの本なので勉強の休憩に勉強するみたいな感じで読んでいました。
学校で配られたjシリーズの漢文と古文だけ全部解きました。
数学
これも夏前までに共テレベルは8,9割とれてたので共通テスト対策は正直ほぼ何もやってなかったです。二次対策として理系数学良問のプラチカを一冊終わらせました。
英語
システム英単語を隙間時間に確認。
塾で週一回共通テストレベルの問題と二次レベルを解かされてたからそれも対策になってたかもしれません。特に学校と塾以外では勉強の時間はとっていませんでした。
化学
重要問題集のA問題をひたすら解きなおしていました(3周くらい)。
無機の範囲は家のトイレの壁とかに貼って覚えました。
それと、学校で配られたJシリーズという問題集も少し(終わらせてはない)と塾の授業と宿題。
生物
生物問題集合格177問を3周くらいしました。
覚えてないと感じたところはセミナーで復習。Jシリーズもかじってました。
勉強時間は化学生物合わせて8月だけで105時間。
日本史
引き続き自分でやってた復習をしてました。
jシリーズも解いて復習して一冊終わらせました。
夏前に日本史一問一答完全版を買ったので、前と同じやり方で教科書、要点ノート、一問一答を同時進行で進めてました。
1700年くらいまでは終わったかなという感じ。
日本史はやらないとすぐ忘れるのでとにかく毎日ふれるようにしていました。8月だけで45時間。
夏休み後~12月
学校で入試範囲が終わってきて授業が共通テスト対策に変わってきた頃。
国語、英語、数学は完成度が高かったのであまり触れていませんでした。
国語
古文単語は継続していました。漢文早覚え即答法もたまに見る。
現代文、漢文、古文全部学校で共通テスト型の問題を解かされてたので自習はあまりしてなかったです。
数学
共通テスト対策はあんまりしてしませんでした。
英語
数学と一緒。学校の授業でやる共通テスト対策以外にはほぼなにもしてないです。
シス単たまに見るくらい。週に一回くらいリーディングを30分くらいやってました。
化学
早わかり一問一答を勉強の合間に見る。
あとはひたすら重要問題集を解きなおしていました。無機も忘れないように継続して暗記していました。11月の終わり頃に化学単元別問題集が学校で配られたのでそれも一冊終わらせました。
生物
ひたすらセミナーの解きなおし。
学校でやった模試の過去問とか共通テスト型の問題の復習もしていました。
日本史
ずっとやってた復習がこの時期くらいに終わったと思います。やり方は当初から変わらず。
加えて、日本史の点数が面白いほどとれる一問一答をやりつつ、共通テスト過去問集を買ったので10年分追試験も含めて全部解いて復習しました。
12月
学校がVパックと呼ばれる共通テスト型の問題集を一日かけてやるという授業に変わりました。
全教科、11月の勉強+Vパックの復習をするっていう感じ。
12月のはじめくらいから日本史の単元別問題集をやり始めて一冊終わらせました。
それと、年末に化学と生物の過去問集を買いました。これは買う時期が遅すぎて後悔しているので10月、遅くても11月に買うのがベストだと思います。
直前期
国語、数学、英語 問題に慣れるためにどの教科も3日に1回くらい時間をはかって解くようにしていました。過去問やったり、河合塾とかが出している共通テスト型の問題集を塾でコピーしたりして解いきました。
化学、生物
ひたすら過去問!10年分!できなかったところを全部復習して最後の仕上げとして穴をできるだけ埋めるようにしました。
日本史
自分がまだ不安の残る時代を何回も何回も復習して頭に叩き込む。
あとは本番を待つのみです!!!
まとめ
自分の得意なところと苦手なところを分析して、足りないところを補うように勉強しましょう。
また、問題の出題傾向や配点などをあらかじめ調べておくと対策しやすいと思います。
合格メソッドWITHでは、生徒一人一人に合わせた計画表を作成し、それをもとに勉強を進められます。
さらに、わからないところは医学部生がマンツーマンで個別指導しています。また、講師が生徒と週に1回以上面談をし、勉強の進み具合や勉強方法などを話し合います。
自分に合った勉強スタイルを「合格メソッドWITH」で一緒に見つけましょう!
また、こちらのコラムでは、共通テストの仕組みなどについて解説しています。是非参考にしてください。