「夏休みを有意義に過ごすにはどうしたらいいのだろうか」「夏休みの過ごし方に注意点はあるのだろうか」と考える保護者の方も少なくないでしょう。
この記事では後悔しない夏休みの過ごし方について解説します。夏休みの計画の立て方についても紹介しますので、夏休みの過ごし方に悩まれている保護者の方は、ぜひ最後までご覧ください。
見出し
夏休みの過ごし方を充実させる計画の考え方
夏休みを充実させるためには、事前に計画を立てるとよいでしょう。計画の立て方は以下の通りです。
- 何を優先させるか決める
- 時間配分を決める
- 1日単位で計画を立てる
具体的な内容を解説します。
①何を優先させるか決める
お子様によって、夏休み中にやりたいと考える内容は異なります。勉強に力を入れたいお子様もいれば、部活を中心に考えたいお子様もいるでしょう。まずは何を優先させるのかを決め、それを中心に計画を立てます。優先順位が明確になると、何から取りかかるべきかが具体的に見えてくるでしょう。
勉強を優先する場合も、夏休みにしかできない体験や遊びの計画も入れれば、さらに充実します。
②時間配分を決める
次に、優先順位に応じた時間配分を考えます。勉強中心の計画を考える際でも、遊んだり、息抜きをしたりする時間も必要です。無理に長時間勉強する計画を立てても、息抜きができないと挫折の原因になります。
部活や習い事を優先する場合も、勉強の時間を確保しておけば、全く勉強をしなかったと後悔せずにすむでしょう。無理なく継続できる時間配分が、計画倒れを防ぐコツです。
③1日単位で計画を立てる
夏休み全体の目標を考えるのも大切ですが、計画は1日単位まで落とし込むと現実的な内容になります。1日の予定に合わせて勉強する時間を決め、いつ・どのくらい勉強するのかも振り分けておきます。
あらかじめリフレッシュする時間も決めておくのもポイントです。ダラダラしすぎて勉強の予定が崩れる、といった悪循環を防げます。
【おすすめ】夏休みの過ごし方|学習面
自由になる時間が多い夏休みは、日頃時間がなくて手をつけられていない内容に取り組む絶好の機会です。勉強に力を入れたいお子様におすすめの過ごし方を紹介します。
- 復習と苦手科目の克服
- 2学期以降の内容先取り
- 夏期講習の活用
それぞれのポイントを解説します。
復習と苦手科目の克服
復習と苦手科目の克服は、しっかりと時間をかけておきたい内容です。普段は宿題やテスト対策で精一杯なお子様ほど、夏休みがチャンスです。勉強してきた内容で、基礎が不十分だと感じている部分を補います。基礎が固まっていれば、応用問題も解けるようになるからです。
すでに苦手意識が出てきている科目があれば、夏休み中に時間をかけて取り組み、克服できるとよいでしょう。特に志望校を受験する際に必要な科目であれば、夏休み中に克服できるとあとがぐっと楽になります。
志望校がはっきりと決まっていない場合は、積み上げ型の強化である英語・数学に力をいれるとよいでしょう。
2学期以降の内容先取り
夏休み中に2学期以降の予習をしておくと、授業を理解しやすくなり、定期テスト対策や受験勉強に時間を回せるようになります。定期テストの点数は内申点アップにも影響があるため、学校推薦型選抜を考えているお子様は特に力を入れるとよいでしょう。
基礎固めや苦手科目の克服が終わり、余裕があれば取り組んでおきたい内容です。
夏期講習の活用
復習や苦手科目の克服は、自分が何を苦手としているかを把握したり、どうして点数が取れないかを分析したりする客観的な視点が必要です。経験のないお子様だけで行うのは難しいでしょう。
夏期講習を活用すると、講師のアドバイスを受けながら勉強を効率良く進められます。合格メソッドWITHのような個別指導塾であれば、お子様の学力や苦手科目に合わせた指導を行うため、さらに効果的です。
夏休み中のスケジュール管理が難しい場合も、タイムスケジュールが決まっている夏期講習を利用すれば解決できるでしょう。
夏休みの過ごし方|勉強以外でやりたいこと
勉強以外にも、夏休み中に次のような時間を設けるとよいでしょう。
- 大学を調べる
- 部活に打ち込む
それぞれのポイントを解説します。
大学を調べる
まだはっきりと進路が決まっていない、複数の大学で迷っている、といったお子様の場合、夏休みを利用してしっかり調査するとよいでしょう。大学受験の準備は早く始めるほど有利です。
夏休みに合わせてオープンキャンパスを行う大学もあります。実際に自分の目で見たからこそわかる点もあるため、足を運んでみるとよいでしょう。志望校だけでなく、少し興味があるレベルの大学にも行ってみると視野が広がります。
志望校が決まると、勉強に対する意欲も高まります。力を入れるべき点も明確になり、効率良く受験対策を進められるでしょう。
部活に打ち込む
部活に打ち込む経験も、学生時代にしかできません。思い出づくりになるだけでなく、大学によってはテストの成績以外の活動を評価する場合もあります。
しかし、大学受験を視野に入れているのであれば、部活だけで夏休みが終わってしまうのは心配でしょう。部活に取り組みながら勉強習慣も身につけるためには、計画性が大切です。勉強時間を確保できるよう1日の計画を立てるとよいでしょう。
まとめ:ダラダラとした夏休みの過ごし方はNGです!
夏休みは自由時間が増えるため、つい夜更かしをしたり、長時間ゲームをしたりと、生活リズムが乱れがちです。実際、夏休みの後悔として「ダラダラと過ごしてしまった」「体調を崩してしまった」といった声も挙がります。大きく生活習慣を崩さないためには、保護者の方のサポートも必要です。
夏期講習を利用すると、決まった時間に講習を受けるため生活リズムを大きく崩さずに過ごせます。充実した夏休みを過ごすために、夏期講習の利用も検討してみましょう。
Q.夏休みはどのように過ごせばいいですか?
A.勉強面についてであれば、復習と苦手科目の克服に力を入れるのがおすすめです。基礎がしっかりしていれば、応用問題も解けるようになります。
Q.夏休みの過ごし方で注意すべき点はありますか?
A.生活習慣を崩さないようにしましょう。不規則な生活は体調を崩す可能性もあり、せっかくの夏休みを楽しめなくなってしまいます。