大学入学共通テストどう変わった? #2数学

大学入学共通テストどう変わった? #2数学

全体

・初めて見るテーマや用語の増加

・文字、ルート、小数、複雑な関係式、文章量の増加

→慣れが必要。一見面倒でも基本に戻ることを意識し、焦らないことが大切。

⇒過去問or模擬問題を多くこなそう。

数学I・A

〇問題を早く、かつ正確に解く練習をしよう 

まずは基礎をしっかりと固め、演習を繰り返す中で、限られた時間で確実に正解を導く力を養いましょう。2021年度の大学入学共通テストでは、センター試験と比べ、試験時間が10分増えて70分となったものの、問題のページ数、行数ともに増え、さらに①会話をヒントに答えを導く問題、②辺と角の大小、正弦・余弦定理を組み合わせた問題など思考力が求められる問題が多くありました。時間内に確実に解ききれるように、時間配分も意識しましょう。

〇問題の多様化

センター試験と比べ、問題の題材が多様化しています。2021年度の大学入学共通テストでは、それまでの設問の解き方を参考にして、別の設定の問題を一から考える設問が出題されました。解法をただ暗記するだけでなく、①有理数・無理数の定義、②方べきの定理など公式や解法の原理をきちんと理解して使えるようにしておきましょう。

数学Ⅱ・B

〇問題傾向

センター試験同様、第1問と第2問は数学Ⅱ、第3問以降は数学Bからの出題でした。計算量は2020年度のセンター試験よりは少なくなりましたが、思考力を問う問題が増加しました。

思考力を問う問題の増加

2021年度の大学入学共通テストでは、計算量は少なくなりましたが、問題の文章量が大幅に増加し、①余弦を用いた三角関数の合成、②空間ベクトルを用いて正十二面体を考える問題など思考力を問う問題が増加しました。問題で丁寧な誘導がなされていたので、普段から数学を深く学んでいる人であれば、取り組める時間はあったと思います。“数列”では、日ごろから具体的に項を書き並べて考える習慣を身につける、“図形と方程式”では、図から大小が容易に判断できないときは、計算で比較を行うなど、臨機応変な解法が取れるように、日ごろから練習しておきましょう。

〇基礎を固めよう

数学Ⅰ・Aの学習はしっかりできていますか?数学Ⅱ・Bでは、数学Ⅰ・Aの学習が土台となります。数Ⅰ・Aの学習を完成させ、その上で数Ⅱ・Bの基礎をしっかりと固めましょう。いきなり入試レベルの問題を解いても難しい、と感じるのは当たり前です。教科書の例題、練習問題、節末問題、といったように少しずつレベルの高い問題に挑戦し、確実に実力をつけていきましょう。数Ⅰ・Aと同様、解法をただ暗記するだけでは、応用問題に対応することはできません。解法の原理を理解し、実際に使いこなせるようになりましょう!

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