もうすぐ夏休みがやってきますね!夏休みを有効に活用するために、三重大学医学部医学科の講師から、メッセージが届いています!是非参考にしてください!
1.夏期講習を受ける意義
学校が休みになるこの期間は、集中して自分に必要な勉強をすることができる絶好のチャンスです。しっかりと計画を立てて、その計画を遂行できるように頑張りましょう!しかし、夏休みは授業がなくなり、友人と会うことも少なくなるため、勉強に対するモチベーションを保つことが難しくなる時期でもあります。夏期講習を受講することで、日々の生活にメリハリを与えられ、そのようなモチベーションの低下を防ぐことにつながると思います。また、夏期講習という限られた時間の中で何か特定の教科や単元について集中して取り組むことで、苦手な箇所や曖昧な箇所をなくしていくこともできると思います!
2.高校1年生の夏休みにしていた勉強
高校に入学して初めての夏休みです。一学期は、高校という新しい環境での勉強についていくことに必死であまり自分がやりたい勉強をすることができなかったです。そのため、あまりよくわかっていないところも学校で授業が進んでいくとおざなりになり、しっかり理解できていない、ということがよくありました。そのような状況を打開するため、私は夏休みの期間を利用してしっかりと1学期の復習を行いました。
数学:学校から配布されている傍用問題集は良問が多いので、まずはその内容を確実に自分のものにできるように演習を中心に行いました。分からない問題にあたったときは、ただ解答を写すのではなく、チャートなどの数学の参考書を利用したりして、自分がどこでつまずいているのかを明らかにするようにしました。夏休みが終わるまでに1学期の内容をしっかり理解しておくことで、2学期からの学習をスムーズにスタートすることができると思います!
理科:私の高校では、一年生の時に生物基礎と物理基礎をしていました。しかし、私は化学と生物で受験することを決めていたので、物理基礎の勉強は学校からの課題と夏休み明けのテスト対策くらいしかしていませんでした。
生物基礎に関しては受験で利用しようと考えていたので、1学期に学習した内容について復習をしたあと、その範囲の問題を解いていました。問題集は、学校から配られたワーク、本屋さんで売っている問題集を購入してやっていました。生物は暗記の部分が多く、数学のように先生からの解説がなかったとしても解ける問題もたくさんあるので、どんどん自分で問題集を解いていっていいと思います!
私の場合は、化学は当時通っていた塾で先取りとして1学期から講座を受講していたので、塾での進行に合わせて勉強はしていましたが、それ以上のことはこの時点ではしていませんでした。学校で化学基礎などをやっている人は、1学期の内容を復習して、学校で利用している問題集を解けるようにしておけば大丈夫だと思います!
英語:1学期に勉強した文法事項を復習し、単語・熟語などを徹底しました。長文問題は、学校からの課題になっている分、塾で課題になっている分をやっていただけです。それよりも基礎の文法や単語をしっかり理解できるようにしていました。
国語:古典文法を徹底してやりました。助動詞や助詞、古典単語、漢文句形を覚えることが大事です!
社会:高1は、センター試験で選択するつもりだった地理をまだやっていなかったので何もしていません。
3.高校2年生の夏休みにやっていた勉強
高校2年生の夏は、文系・理系も選択し終わり、徐々に受験を意識し始める時期だと思います。復習を大事にすることはもちろんのこと、少しずつレベルアップした問題にもチャレンジできるといいと思います!
数学:数学は、まだまだ範囲がすべて終わっているわけではないので復習をすることが大事だと思います。このときの復習は、1学期にやったことだけではなく、一年生の頃にやった内容まで網羅できるようにするといいと思います。やはり、数学もやらなければ忘れてしまいます。この機会に振り返って、記憶の定着を図りましょう!
理科:化学は、この時期から重要問題集をやり始めました。学校の問題集の復習が終わったら、重要問題集などの受験を意識した問題集に挑戦してみてもいいと思います。このときには、全部の範囲を終わらせる!というわけではなく、学校で終わっている範囲の理解を深めるためにその範囲をやる、という感じでした。
生物に関しても、復習をしたあとは問題集を解いていました。これくらいの時期に遺伝の計算問題などについて集中して取り組むのもいいと思います。
英語:一日1長文していました。このときは、やっておきたい英語長文300をやったと思います。(500はまだしていなかったような…)時間のあるときに長文にたくさん触れて、自分に合った問題の解き方を見つけていきましょう!文法に関しても、一通りのことは習ったので、スクランブル英文法を利用して毎日何問か解いていました。単語・熟語はもちろん忘れずに!
英語は、日々の積み重ねが大事なので、ルーティンを作って毎日取り組んでいました。
国語:学校から問題集を現代文、古文、漢文に関してそれぞれ一冊ずつもらっていたのでそれを解いていました。あとは1年生の時と同じように基礎事項の確認を行っていました。
社会:二年生でも特別なことはしていないと思います。課題を終わらせて、確認テストのために勉強したって感じです。
4.高校3年生の夏休みにやっていた勉強
いよいよ受験が近づいてきて、改めて勉強しなければ…という思いが強くなってきた時期だったと思います。勉強をしっかりしつつも、どの大学を受けるか、受験科目はどうするのか、ということについても一度しっかり考えるといいと思います。
数学:ずっと同じことを言っていますが、やはり数学は復習・演習が大事です。着実に解ける問題が増えるように、日々演習をしていきましょう!私は、学校で配られる傍用問題集の復習が終わったら、一度自分が受けるつもりの大学の過去問を解いてみました。解ける問題もありましたが、分からない問題もあって、さらに勉強しなければ!という思いも生まれたので、夏休みの機会に過去問を確認するのもいいと思います。私の場合は、過去問はどんな問題が出ているのかの確認程度に解いてみただけなので、基本は問題集の復習、Focus Goldの問題演習を行っていました。
理科:化学は重要問題集での演習を中心に行っていました。化学の新演習も使っていましたが、最終的に重要問題集しかほぼ使っていなかったので、化学の難しい問題が出る大学を受ける人以外は重要問題集をやるといいと思います。(三重大学は重要問題集ができれば大丈夫だと思います!)
生物は、大森の最強問題集159をやっていました。この問題集は良問ぞろいなのでやってみるといいと思います。また、記述問題だけを扱った問題集もあるのでそれにも取り組んでいました。問題集は、自分が使いやすいものを選んで、それをやり切ればどれでも基本的に大丈夫だと思います。
英語:一日1長文は三年でもやっていました。このときに利用していたのは、標準長文問題精講です。問題を解きながら、文法や単語が分からなければチェックして復習する、という感じです。文法は、変わらずスクランブル英文法を利用して復習していました。分からなかった問題には付箋をつけて、正解できるまで何度も確認する!というやり方です。単語・熟語は3年になってもルーティンとしてやっていました。
国語:センター試験の過去問を、現代文、古文、漢文に分けて毎日一つずつやっていました。問題演習の中で文法、単語、句形を復習すること、自分の問題の解き方を確立することを目的にしていました。
社会:3年でもわたしはあまり何もしてなかったです。センター試験の1か月前くらいに過去問を解き始め、毎日ひたすら地図帳と資料集をみて書き込みをしていく、というやり方でした。
合格メソッドWITH 津駅前校・四日市駅前校では、夏期講習を実施します。
・日程:2021年7月20日(火)~8月22日(日) 13:00~22:00
・1対1の形式で、生徒一人ひとりに合わせたオリジナルの授業を実施。
※生徒の要望を反映し弱点克服に向けて、講師がオリジナルのカリキュラムを作成します。
・1日3時間のマンツーマン指導(教科は1日1教科に限ります)。
・コース:33,000円(3日間) / 55,000円(5日間) (いずれも税込)
※教材費:授業内容に応じた使用教材の実費となります。
詳しくは塾長まで問い合わせください。