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はじめに
12月に入り、共通テストが近づいてきましたね!
今回は、早めに共通テスト対策をしたい1・2年生向けに共通テスト対策法を伝授します。
本番直前の勉強法も紹介するので、今後の参考にしてください。
皆さんが自分の勉強法を確立していくために少しでもお役に立てたら嬉しいです。
数学
はじめは駿台の共通テスト実践問題集を用いて、大まかな問題の流れ、難易度をつかむ練習をしていきました。それが終わったら、センター試験の過去問を2日に1個のペースで進めました。共通テストの問題とは少し異なるのですが、ベースはそこまで変わらないので、センター試験・共通テストくらいの難易度の問題でいかにミスを減らすかということに注意して取り組みました。最後に、共通テストに移行してからの過去問を解いて本番を迎えました。数学は知識量を増やすというよりも、場数をこなし、慣れていくことが重要だと思います。共通テスト1か月前くらいからは共通テストの本試と追試の過去問を用いてある程度高い頻度で共通テスト型の問題を解き、どのくらいのペースで解けばよいか掴んでいくと良いと思います。また、一回解くごとに、しっかりと間違えた理由を自分なりに分析し、問題用紙やメモ用紙に書いておき、直前に復習できるように準備しておくことも大切だと思います。
物理・化学
理科はある程度知識を身につけなければなりません。そのため、数学と同様に共通テスト実践問題集や、共通テスト・センター試験の過去問で計算系の問題や時間配分の練習をしながら、覚えなければならないことはバインダーなどにまとめて、共通テスト本番の2週間から1週間前くらいから暗記していました。本屋などで売られている暗記本のようにもとからまとめられているものを使って、一から暗記するというよりも、自分ができていないところだけを抽出して、そこを直前に重点的に覚えるようにしていました。また、物理・化学の公式もまとめていたのですが、その公式がどのような状況では適応でき、どのような状況では適応できないのかをしっかりと書き込むと良いと思います。
国語
私は国語がとても苦手だったので、12月の中旬まで実践問題集を現代文と古文・漢文に分けて毎日交互に解いてました。現代文は接続語に印をつけるなど、段落ごとの関係(逆接なのか、順接なのかなど)に注意して文章を読む練習をすると良いと思います。逆接のあとは主張の可能性が高いなど、基本的なことで小手先のテクニックに感じるかもしれませんが、時間が短い共通テストなどではとても重要になってきます。ぜひ、視野を広げて、段落ごとのつながりに注意して読むことを心掛けてみてください。
英語
試験本番が近くなったら、英語も他の科目と同様に共通テスト型の問題を使って慣れる練習をしていました。しかし、数学・理科と異なり、共通テストの英語はセンター試験から大きく異なったので、基本的にはセンター試験の問題は使っていませんでした。しかし、まずは時間を測らないで長文を読む練習をしたい時などは、センター試験の長文のところだけを解いたりしていました。リーディングは、とにかく時間との勝負です。共通テスト2年分の過去問や、模試、問題集などからある程度のパターンは分かると思うので、英文がどのくらいの量だったら先に問題文を読むのか、どんな問題だったらこまめに英文と問題の選択肢を確認するかなどを自分なりに整理していくと良いと思います。リスニングも同様に過去問、問題集を通して時間配分などの練習をしていました。英語はできるだけスムーズにひとつひとつの問題を解くことが高得点につながると思います。問題を解くときのルールをある程度自分の中で整理しておくと良いと思います。
地理
本番直前では、頭の中の知識を整理することを心掛けて演習などをしていました。基本的には過去問、共通テスト型の問題集を使っていましたが、地理では間違えた問題に出てきたことを自分で印刷した白地図に書き込んでいき、直前に見直すことができるようにしていました。視覚的にも整理できるので、試験本番の一週間前くらいから自分で書き込んだ白地図の暗記していました。
最後に
共通テストは時間制限が厳しく、マーク式のため、筆記試験などとは違った緊張感があると思います。しかし、これからは共通テスト型の問題に慣れることが最優先です。どの科目も基本的には、問題を解き、公式・知識を整理するということが軸になってくると思います。その中で自分なりの解き進め方、時間配分を見つけていってください。
また、こちらのコラムでは、共通テストで生物を選択した人を対象に冬休み中の勉強方法を紹介しています。生物以外の教科についても具体的に説明しているので、是非参考にしてください。
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