共通テスト直前の時期は多くの教科の対策を同時に進めていく必要があるので、数学が得意であっても苦手であっても長い時間をかけすぎることはできません。
時間をかけすぎずに共通テストの対策を進めるためにも、直前の共通テスト実戦問題集の演習で何をするべきなのか・何を目指すべきなのかについて今回は2つ紹介します。
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1.試験時間の使い方を学ぶ。
共通テストの数学と英語と国語は試験時間の使い方が上手になると点数が大幅に上がり、安定するようになります。
共通テストと同じ形式の問題の演習ができる実戦問題集は各回の問題の表紙に目安の時間配分が書かれているので、本番のように目の前に腕時計を置いて、各大問ごとに時間を測ってみましょう。
参考程度にIAの時間配分の目安は、第1問21分、第2問21分、第3~5問中2問14分です。
解いている最中に大問ごとの設定時間が近くなってきたら、残りの問題がこのまま解けそうかどうか考えて、もう少し考えるのか次の大問に進むのか決断しましょう。
わからない問題にずっと固執するのではなく、時間で区切って思い切って問題を捨てるのも大切な戦略です。
このように設定した時間配分を中心に考えて、この問題は捨てるべきか、もう少し考えてみるのか、他の大問に数分時間を回すのかと戦略を立てる練習をしていきましょう。これができるようになってくると、テスト本番にある問題が解けなくて動揺してしまうことや点数が大崩れしてしまうことが少なくなります。
2.足りていない知識をうめる。
前提として公式の使い方や問題に関する知識がなければ点は取れないので、問題を解く中でできないところやわからないところを見つけて苦手を1つ1つつぶしていきましょう。
解く中でわからない問題が出た時には、何が分からないのかなぜわからないのか自分なりに考えて、問題の隅にメモをしておくようにしましょう。そして直しをする際に、間違えたところを直すだけでなくそのメモの内容まで理解できるまで調べるようにして、何ができなかったのか分析する習慣をつけていきましょう。この公式どう使うんだっけ?このグラフから何がわかるの?この数列の一般項どうやって求めるんだっけ?など口語で?を入れるメモはそれが分かったときに記憶に残りやすいです。
あと共通テスト本番まで残りわずかとなりましたが、まだ対策できることはたくさんあるので頑張って下さい!
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こちらの記事では、本番間近での共通テスト対策方法や解き方を科目別に解説するので是非参考にしてください。