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大阪大学 外国語学部 合格
三重県立松阪高校卒業 N・Aさん
私が高校生活において気をつけていたことは、「当たり前のことはきちんとする」ということです。
当たり前のことというのは、「予習を毎日して提出期限までに終わらせ、授業はまじめに受ける」ということです。これは、口で言うのは簡単ですが、実行するのは難しいです。
私は三年間部活動をしていて忙しかったので正直これを継続するのは大変でしたが「絶対に第一志望に行きたい」という気持ちがあったので頑張れました。
また、部活と勉強を両立させるにあたって気をつけていたことは「部活を勉強の理由にせず、勉強を部活の理由にしない」ことです。
私は家から学校までが遠く帰りも遅かったので眠たくなることもしばしばありましたが、予習だけはしていました。どうしても眠たいときは仮眠をとるが、早めに寝て次の日の朝、学校でしていました。大会前などは休日なども自分の時間があまり取れなかったので、試合会場への電車の中や休憩時間に進めていました。
部活を引退してからは、周りももう受験勉強の雰囲気があったので意外とすんなり勉強を始めることができました。
特に重要なのはやはり夏休みだったと思います。時間が多くあったので普段はあまり受けることができないスーパー講師の講義も多く受けることができました。学校で友人と勉強したりととても充実していました。
しかし、模試の結果などは思うように伸びずとても不安でした。
中でも一番気持ちが揺らいだのはセンター試験の直後でした。数学で失敗し、第一志望だったスペイン語学科は絶望的でした。大学を変えることも考えましたが、第一志望は絶対譲りたくなかったので、挑戦することにしました。そこからもう前だけを見てやれることはすべてやったので、もし落ちていても後悔はなかったと思います。
このような受験を通して、私はあきらめないことがどれほど大切かを知りました。
これからも充実した大学生活を送れるよう、日々努力したいと思っています。