大学入学共通テストどう変わった? #1英語

大学入学共通テストどう変わった? #1英語

リーディング

〇問題傾向

センター試験に出題されていた、発音・アクセントや文法・語法を問う問題の出題がなくなり、全問長文読解となりました。配点はセンター試験の200点から100点へと変更されました。マーク数こそ減少しましたが、語数は問題・図・設問・選択肢すべて含め1,000語以上増加しました。公表されている大学入試センターの作成方針、「様々なテクストから概念や要点を把握する力や必要とする情報を読み取る力を問うことをねらいとする」に沿って、図表も用いられた様々な長文読解問題が出題されました。

〇対策

問題量が多いので、情報を素早く読み取り、正確に読む力が求められます。普段からたくさんの英文を読む練習をしておきましょう。出題傾向が変わり、長文読解中心の問題になっても、文法、語法はとても重要です。正しい発音やアクセントを意識しながら声に出して覚えると効果的です。声に出して正しい音を定着させることで、リスニングパートにも活かすことができます。

リスニング

〇問題傾向

配点がセンター試験の50点からリーディングと同等に100点と変更されました。また読み上げ回数について、第1・2問は2回、読み上げ語数や図表が多い第3問以降は1回となりました。また読み上げ総語数は、昨年度のセンター試験と比べ約400語増加しました。

〇対策

リスニングの重要度が高まり、これまで以上にリスニング対策に力を入れる必要があります。「考え、情報を整理しながら聴く」ために、英語を自然に聞いて理解できるようにしておく必要があります。普段からたくさんの英語の音声に触れておきましょう。その際、何が重要なポイントなのか、どのように話が展開していくのかを予測しながら聴く練習をしましょう!また、英語を母国語としない話者も登場するので多様な音声を聞き、耳を慣らしておきましょう。また、声に出して音読し正しい発音を身につける練習も効果的です。

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